日経ジャスダック平均は続落、幅広い銘柄が売り

日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比45円84銭(1.18%)安い3832円57銭だった。
米国で金融引き締め加速への警戒感が高まり成長株が下落した余波で、業績との対比で割高感がある成長株を中心に幅広い銘柄が売られた。
フェローテクや3DMが下落した。半面、マクドナルドやプロルートは上昇した。
市場関係者は「米国で金融引き締め観測が強まるとバリュエーションの高い成長株は嫌われやすい」と指摘していた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で595億円、売買高は7316万株だった。値上がり銘柄数は147、値下がり銘柄数は461となった。
 
個別では、田中建設工業、クルーズ、ドーン、ワイエスフード、フジタコーポレーションなど19銘柄が昨年来安値を更新。nms ホールディングス、シイエム・シイ、ウルトラファブリックス・ホールディングス、ネオマーケティング、アピリッツが売られた。
 
一方、太洋物産が一時ストップ高と値を飛ばした。市進ホールディングス、丸八証券は昨年来高値を更新。プロルート丸光、フューチャーベンチャーキャピタル、ジーダット、星医療酸器、菊水電子工業が買われた。

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