日経ジャスダック平均は続落、外需関連銘柄を中心に売り

日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。前引けは前日比3円04銭安の3395円90銭だった。
米中協議を巡る報道で上下に振られる展開を強いられた。外国為替市場でもドル円相場が大きく振れ、ハーモニックなど外需関連銘柄を中心に売りが出た。半面、ワークマンなど業績が好調な内需株に資金が向かい相場を支えた。
また、2019年のノーベル化学賞に旭化成の吉野彰・名誉フェローらの受賞が決まり、リチウムイオン電池の正極材を手掛ける田中化研が関連銘柄として買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で234億円、売買高は3770万株。
値上がり銘柄数は250、値下がり銘柄数は268となった。
 
個別ではフィスコ、ラック、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、サカイホールディングスが年初来安値を更新。リバーエレテック、アマガサ、プロルート丸光、クリエイト、クラスターテクノロジーが売られた。
 
一方、日本興業がストップ高。エスイー、ソフトウェア・サービス、レイ、トライアイズ、ワークマンなど9銘柄は年初来高値を更新。フォーバル・リアルストレート、ストライダーズ、スペースシャワーネットワーク、OSGコーポレーション、オーテックが買われた。
 

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