日経ジャスダック平均株価は続落。終値は前日比21円48銭安い3405円47銭と安値引けした。
軟調な海外市場の流れを引き継ぎ小幅安でスタートとなった。その後は前日終値を挟んだ展開でもみ合い方向感の無い値動きで推移していたが、東京都で同日に確認された新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多の243人になったと午後に伝わった。景気の持ち直しが遅れるとの見方から売りが優勢となった。
ワークマン、セリア、ハーモニックが売られた。半面、9日にコロワイドによるTOB(株式公開買い付け)が発表された大戸屋HDは同日に続ききょうも大幅高。東洋合成、ドーンも買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で765億円、売買高は1億3101万株だった。
値上がり銘柄数は143、値下がり銘柄数は479となった。
個別では、アマガサが一時ストップ安と急落した。パウダーテック、リーダー電子、アンビスホールディングス、銀座山形屋、ウッドフレンズは年初来安値を更新。ナガオカ、買取王国、ルーデン・ホールディングス、GFA、スーパーバリューが売られた。
一方、東洋合成工業がストップ高。大戸屋ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。内外テック、三相電機、テクノホライゾン・ホールディングス、アバールデータ、ハンズマンなど11銘柄は年初来高値を更新。プロルート丸光、テイツー、ドーン、フルヤ金属、トミタ電機が買われた。
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