日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比15円29銭安い3974円59銭だった。日経平均株価が1%を超える下落となり、個人投資家などによる運用リスクを回避する目的の売りが広がった。個別の材料を手掛かりに買いが集中した銘柄もあり、下落幅は小さかった。
米中貿易摩擦が長期化するとの懸念を背景に景気敏感株から資金が流出し、精密減速機のハーモニックや半導体製造装置部品のフェローテクなどが売られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で759億円、売買高は1億5529万株だった。
値上がり銘柄数は226、値下がり銘柄数は417となった。
個別では、シンクレイヤ、ヒューマンホールディングス、パレモ・ホールディングス、AFC-HDアムスライフサイエンス、フジタコーポレーションなど17銘柄が年初来安値を更新。ソルガム・ジャパン・ホールディングス、豊商事、大村紙業、アルファクス・フード・システム、Shinwa Wise Holdingsが売られた。
一方、ジャストプランニングが一時ストップ高と値を飛ばした。ルーデン・ホールディングス、UTグループ、湖池屋、B-R サーティワンアイスクリーム、クロスキャットなど21銘柄は年初来高値を更新。アイフリークモバイル、ファンドクリエーショングループ、テリロジー、JALCOホールディングス、カーディナルが買われた。
目次
