日経ジャスダック平均は続落、利益を確定する売りが優勢

日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比32円87銭安の3793円89銭だった。連日で年初来安値を更新し、2017年12月6日以来およそ7カ月ぶりの安値水準。
中国・上海株などアジア株式相場が一時大幅安となり、投資家心理が悪化。投資家のリスク回避姿勢が強まり、当面の利益を確定する売りが優勢となった。
 
市場では「東証1部でも小型株の下げが大きかった。米中貿易摩擦などをめぐる先行き不透明感が強まり、個人投資家の心理が悪化している可能性がある。個人の多い新興株市場にも売りが波及した」との見方があった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で502億円、売買高は9418万株だった
 
値上がり銘柄数は172、値下がり銘柄数は483となった。
 
個別では、五洋インテックスがストップ安。明豊ファシリティワークス、アジアゲートホールディングス、テラ、ウェッジホールディングス、ケアサービスなど114銘柄は年初来安値を更新。ケイティケイ、ワイエスフード、ジェイホールディングス、日本アンテナ、アミタホールディングスが売られた。
 
一方、免疫生物研究所、ダイヤ通商がストップ高。地域新聞社、愛光電気は一時ストップ高と値を飛ばした。エフティグループ、ジェーソン、東武住販、キャピタル・アセット・プランニング、ニッパンレンタルなど8銘柄は年初来高値を更新。アイビー化粧品、エスプール、夢の街創造委員会、放電精密加工研究所が買われた。
 
 

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