日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比46円07銭安い3594円48銭となった。
2019年11月21日以来、約3カ月ぶりの安値水準。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて運用リスクを避ける動きが広がっており、国内景気の悪化が懸念される中で新興株にも売りが続いた。連日の株安で、個人投資家が信用取引の追い証の回避する目的の売りを出したことが重荷になったとの指摘があった。
テレワーク関連など一部の銘柄には物色が続いたものの、投資余力の低下に伴い個人投資家の買い意欲は後退しているとの声が多く聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で649億円、売買高は1億1846万株。
値上がり銘柄数は134、値下がり銘柄数は504となった。
個別ではフジトミがストップ安。中京医薬品は一時ストップ安と急落した。ルーデン・ホールディングス、アジアゲートホールディングス、協和日成、高橋カーテンウォール工業、セーラー広告など62銘柄は昨年来安値を更新。第一商品、星医療酸器、重松製作所、リプロセル、興研が売られた。
一方、fonfun、サカイホールディングス、ソレキアがストップ高。ジョルダン、フューチャーベンチャーキャピタルは一時ストップ高と値を飛ばした。ザインエレクトロニクスは昨年来高値を更新。フォーバル・リアルストレート、シーズメン、テクノクオーツ、エヌ・シー・エヌ、アンビスホールディングスが買われた。
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