日経ジャスダック平均は続落、リスク回避姿勢

日経ジャスダック平均株価は大幅に続落した。終値は前日比117円71銭安い2955円88銭と2017年4月25日以来、およそ2年11カ月ぶりの安値を付け、節目の3000円を下回って終えた。
新型コロナウイルスについては、世界保健機構(WHO)が11日、「パンデミックに相当する」と表明したことで、マーケット心理を一段と悪化させた。東証1部が全面安の展開。新興市場でも個人投資家などのリスク回避姿勢が強まり、幅広い銘柄を中心に売りが膨らんだ。ワークマンやマクドナルド、Cマネージが下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で486億円、売買高は1億416万株だった。値上がり銘柄数は46、値下がり銘柄数は615となった。
 
個別では、和弘食品、メディシノバ・インクが一時ストップ安と急落した。ホーブ、ルーデン・ホールディングス、美樹工業、アジアゲートホールディングス、三東工業社など149銘柄は昨年来安値を更新。コンピューターマネージメント、栄電子、太洋物産、五洋インテックス、エスエルディーが売られた。
 
一方、倉元製作所、fonfun、トレードワークス、寺崎電気産業、アズジェントが買われた。

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