日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前週末比49円18銭安い3885円74銭となった。
米国株市場が米中貿易摩擦への懸念から急落したことを受け、引き続きリスク回避の売りにさらされる展開となった。
新興企業株にもリスク資産を減らす目的の売りが先行した。3月期末の配当など権利取りに着目した買いが大型株の一部に資金が向かったことも重荷となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で552億円、売買高は7559万株。
値上がり銘柄数は135、値下がり銘柄数は530となった。
個別では、ニチダイが一時ストップ安と急落した。ウエストホールディングス、クルーズ、シベール、極楽湯ホールディングス、ヒビノなど31銘柄は昨年来安値を更新。常磐開発、ルーデン・ホールディングス、やまみ、クラスターテクノロジー、大村紙業が売られた。
一方、サンオータスが一時ストップ高と値を飛ばした。免疫生物研究所、横浜丸魚、札幌臨床検査センターなど4銘柄は昨年来高値を更新。山陽百貨店、ジェクシード、ジャストプランニング、レカム、清和中央ホールディングスが買われた。
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