日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比43円29銭安い4252円36銭だった。米アップルの減産報道が嫌気され、精密減速機メーカーのハーモニックや画像検査装置のヴィスコなどハイテク株に下げが目立った。一方、レカムなど一部の銘柄には値動きの軽さに着目した買いが入った。
市場では「(主力株が軟調ななかでも)個人投資家の投資意欲は依然として強い」との声が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1392億円、売買高は1億5889万株だった。
値上がり銘柄数は166、値下がり銘柄数は528となった。
個別では、大村紙業がストップ安。フロイント産業、Nutsは昨年来安値を更新。東京日産コンピュータシステム、メディカル一光、富士ソフトサービスビューロ、ハイパー、Mipoxが売られた。
一方、ホーブ、ワイエスフード、アール・エス・シー、ニチダイがストップ高。山陽百貨店、大東港運、愛光電気は一時ストップ高と値を飛ばした。
第一建設工業、佐藤渡辺、サンユー建設など43銘柄は昨年来高値を更新。
ジオマテック、ヒロセ通商、エヌエフ回路設計ブロック、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、ネットマーケティングが買われた。
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