日経ジャスダック平均は前営業日比3円84銭高の3459円58銭と小幅に続伸した。
新規に手掛かり材料に欠けるなか、時価総額の大きな銘柄の一部に個人投資家の買いが入った。一方、医薬・バイオ関連の下げが目立ち、終日相場全体に方向感がなかった。
週末とあって持ち高調整の売りも散見され、小幅高で終了した。
市場からは「個人投資家が値動きの良さに注目した取引をし、売買が綱引きした格好だ」との声が聞かれた。
値上がり銘柄数は328、値下がり銘柄数は299となった。
個別では、ベクターがストップ高となった。シード平和、山王、クリエアナブキ、栄電子は一時ストップ高となった。東映アニメーション、ワークマンは昨年来高値を更新した。
ハーモニックや、フェローテク、Mipox、白鳩、日邦産業、アクサスホールディングス、リーバイ・ストラウス ジャパンが買われた。
一方、地域新聞社がストップ安となった。太洋基礎工業、大木ヘルスケアホールディングス、イハラサイエンス、共栄セキュリティーサービス、デイトナなど7銘柄は昨年来安値を更新した。
日本一ソフトやラクオリア、UT、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング、オールアバウト、精工技研、エプコ、APAMANが売られた。
目次
