日経ジャスダック平均は続伸、1カ月半ぶり高値

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比19円10銭高い3139円23銭と、3月6日以来1カ月半ぶりの高値を付けた。
前日の米国株の上昇を受け、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、買いが先行した。
テレワーク関連銘柄のサイバーセキや、新型コロナウイルスの抗体検査キットを開発すると発表した3DMなどに、短期志向の個人投資家の買いが集まった。
ただ、大型連休入りし、あすは休場となるだけに、積極的に買い上がる雰囲気にはならなかった。また、時間外取引で米国株価指数先物が値を消していることもあり、次第に手仕舞い売りも散見され、全般は狭い値幅でのもみ合い展開が続いた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で335億円、売買高は8502万株だった。値上がり銘柄数は398、値下がり銘柄数は219となった。
 
個別では、テラ、オールアバウト、ランシステム、環境管理センター、スリー・ディー・マトリックスがストップ高。ウエストホールディングス、テイツーなど3銘柄は年初来高値を更新。ヒビノ、オーテック、シンバイオ製薬、北川精機、エーワン精密が買われた。
 
一方、エヌアイシ・オートテック、清和中央ホールディングスが年初来安値を更新。マツモト、ジェーソン、ベルグアース、チエル、日本興業が売られた。
 

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