日経ジャスダック平均は続伸、需給悪化懸念の後退

日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前日比3円98銭高い3849円07銭となった。東証1部の主力銘柄がさえず、新興企業向け市場に関心が向かった。きょうで年末の新規株式公開(IPO)ラッシュが一巡するため、需給悪化懸念の後退も意識された。
フェローテクや出前館が買われた。一方、株主優待の権利落ち日を迎えたマクドナルドは下げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で500億円、売買高は4675万株。値上がり銘柄数は427、値下がり銘柄数は159となった。
 
個別では、スリー・ディー・マトリックスがストップ高。大本組、イオン九州、イメージ情報開発、田中化学研究所、エフアンドエムなど9銘柄は年初来高値を更新。出前館、太洋物産、AKIBAホールディングス、ネクスグループ、リプロセルが買われた。
 
一方、ソフトフロントホールディングス、アルテ サロン ホールディングス、イーサポートリンク、グッドライフカンパニー、フジタコーポレーションなど18銘柄が年初来安値を更新。アミタホールディングス、中野冷機、ウェッジホールディングス、共同ピーアール、三和油化工業が売られた。

 

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