日経ジャスダック平均は続伸、買い優勢

日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比16円37銭高い3901円23銭だった。注目された連邦公開市場委員会(FOMC)では量的緩和の縮小(テーパリング)を加速することが決まり、来年の利上げ見通しについては従来の1回から3回に増えた。ただ、おおむね市場の想定内と受け止められ、金利上場も限定的だったことから買いが優勢となった。ナスダック総合指数は+2.15%、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は+3.69%だった。本日のこうした流れを引き継いで買い優勢となっている。
東映アニメやハーモニックが上昇した。半面、ワークマンやエスケー化研が下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で316億円、売買高は3486万株。値上がり銘柄数は312、値下がり銘柄数は234となった。
 
個別では、アミタホールディングス、NFCホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。インフォメーションクリエーティブ、ユニバーサル園芸社、芝浦電子、壽屋、澤田ホールディングスなど6銘柄は年初来高値を更新。シライ電子工業、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、Shinwa Wise Holdings、ソフィアホールディングス、ホテル、ニューグランドが買われた。
 
一方、ANAPが一時ストップ安と急落した。ミューチュアル、セリア、レッド・プラネット・ジャパン、エムケイシステム、まぐまぐなど17銘柄は年初来安値を更新。ナトコ、明豊エンタープライズ、クロスフォー、ビジョナリーホールディングス、日本エス・エイチ・エルが売られた。
 

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