日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比28円75銭(0.74%)高い3934円61銭だった。ジャスダック市場は堅調な展開となった。7日の米株式市場のダウ平均は大幅に続伸。新型コロナウイルスのオミクロン変異型のまん延が米景気の悪化につながるとの懸念が和らぎ景気敏感株に買いが入った。前日大幅に上昇したものの自律反発の域を出なかったマザーズ銘柄を中心に物色が向かっており、ジャスダック平均の上げ幅は他指数と比べると限定的だった。
2021年5~10月期の連結純利益が前年同期比70%増になったと前日発表したナ・デックスが買われた。シーズメンも上昇した。半面、ウエストHDやハーモニックは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で619億円、売買高は7526万株だった。
値上がり銘柄数は391、値下がり銘柄数は217となった。
個別ではアミタホールディングスがストップ高。神田通信機、ウチダエスコ、新東、中野冷機、ナ・デックスなど6銘柄は年初来高値を更新。シーズメン、東和ハイシステム、エイケン工業、エヌエフホールディングス、シライ電子工業が買われた。
一方、ミューチュアル、オーケー食品工業、バッファロー、まぐまぐ、テンダなど10銘柄が年初来安値を更新。SIホールディングス、フジタコーポレーション、東北新社、菊水電子工業、のむら産業が売られた。
