日経ジャスダック平均は続伸、方向感は乏しい

日経ジャスダック平均株価は続伸し、午前の終値は同4円37銭高の3386円92銭だった。
前週末の米国市場では、中国経済指標の予想下振れや米半導体大手ブロードコムによる売上高見通しの下方修正が市場ムードを悪化させ、NYダウやナスダック総合指数といった主要株価指数は反落した。
週明けのジャスダック市場でも個人投資家のマインドがやや悪化しているものの好調な業績や材料を発表した銘柄に個人投資家の買いがやや優勢となった。ただ積極的に持ち高を傾ける動きは見当たらず、方向感は乏しかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で242億円。売買高は6506万株
値上がり銘柄数は271、値下がり銘柄数は285となった。
 
個別では、日本テレホンがストップ高。和弘食品、スーパーバリュー、アーバネットコーポレーション、丸千代山岡家、菊池製作所など15銘柄は年初来高値を更新。ブロードバンドセキュリティ、GMOフィナンシャルホールディングス、地域新聞社、ジェイ・エスコムホールディングス、アイ・テックは値上がり率上位に買われた。
 
一方、柿安本店、セリア、買取王国、大村紙業、大伸化学など14銘柄が年初来安値を更新。シンクレイヤ、明豊エンタープライズ、オートウェーブ、オービス、レカムは値下がり率上位に売られた。

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