日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比20円80銭高い3813円49銭だった。前日に大幅反発した日経平均株価は、本日は上値の重い展開でさえない動きを見せ、値ごろ感の強いマザーズ銘柄中心に物色が向かい、ジャスダック市場にも買い気が波及したようだ。個別に材料が出た銘柄への物色が旺盛で、直近下落していた銘柄への押し目買いも優勢だった。
出前館やユニバーサル、ウエストHDが上昇した。半面、東映アニメやハーモニック、アンビスHDは下落した。
ただ、時価総額上位銘柄は強弱まちまちで、代表銘柄で構成されるジャスダック-TOP20も続伸したものの、ジャスダック平均を強く押し上げる要因とはならなかった。また、ジャスダック平均は、16日高値から21日安値までの3分の1戻しを達成できず、自律反発の域を出なかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で487億円、売買高は5678万株だった。
値上がり銘柄数は369、値下がり銘柄数は228となった。
個別では、大本組、イオン九州、スリー・ディー・マトリックスが年初来高値を更新。カルナバイオサイエンス、ネクスグループ、出前館、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、AKIBAホールディングスが買われた。
一方、SIホールディングスがストップ安。インターライフホールディングス、CAICA DIGITAL、極楽湯ホールディングス、シダー、イーサポートリンクなど46銘柄は年初来安値を更新。エヌジェイホールディングス、セキュアヴェイル、アミタホールディングス、HCSホールディングス、環境管理センターが売られた。
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