日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比22円84銭高い3808円82銭だった。
日経平均株価が堅調な中、新興市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢だった。
前日に今期業績の上方修正を発表したワークマンが買われたほか、新型肺炎の拡大に伴い関連銘柄の物色が多く売買代金で上位を占めた。
セプテニHDやハーモニックが高い。MBO(経営陣が参加する買収)を発表したオーデリックやミヤコが制限値幅の上限のストップ高買い気配となっている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で480億円、売買高は7389万株だった。値上がり銘柄数は405、値下がり銘柄数は181となった。
個別では、日本パレットプール、カーメイトがストップ高。MICS化学は一時ストップ高と値を飛ばした。燦キャピタルマネージメント、佐藤食品工業、IGポート、サン電子、アクモスなど7銘柄は昨年来高値を更新。セプテーニ・ホールディングス、東洋合成工業、佐藤渡辺、前田製作所、ホロンが買われた。
一方、エムケイシステムが一時ストップ安と急落した。スーパーバリューは昨年来安値を更新。イナリサーチ、重松製作所、イマジニア、大日光・エンジニアリング、小倉クラッチが売られた。
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