日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比44円44銭(1.25%)高い3612円75銭となった。
前週末の米国株市場で主要株指数が揃って反発に転じたことを受け、投資家のセンチメントが改善し主力株を中心に広範囲に買い戻された。
フェローテクやアミタHD、ウエストHDが上昇した。半面、田中化研やカイノスは下落した。
決算が一巡してくる2月半ばにもなれば、再び3月のFOMCに向けた思惑が台頭してくるだろう。さらに、今週末には金融政策の決定に重要な米1月雇用統計の発表が控えており、これを前にグロース株の反発基調が長く続くことも考えづらい。本日の動きはあくまで短期的なリバーサルと捉えておいた方がよいだろう。
ジャスダック市場の売買代金は概算で282億円、売買高は3137万株。値上がり銘柄数は424、値下がり銘柄数は164となった。
個別では、丸八証券が昨年来高値を更新。ブロードメディア、ウルトラファブリックス・ホールディングス、グローム・ホールディングス、セルム、エフアンドエムが買われた。
一方、田中化学研究所が一時ストップ安と急落した。地域新聞社、CSSホールディングス、シダー、ピクセルカンパニーズ、フジタコーポレーションなど25銘柄は昨年来安値を更新。菊水電子工業、HSホールディングス、太洋工業、カイノス、オータケが売られた。
目次
