日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比14円47銭高い3469円80銭となった。
5日発表の5月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が市場予想に反し前月比で大幅に増加したことを受け、景気の先行き懸念が後退した。
日経平均株価は上値を追う展開が続いている。世界的な株高で売り方の買い戻しが全体相場に浮揚力を与えている。日経平均は約3カ月半ぶりに2万3000円台を回復。
新興市場でも幅広い銘柄が買われたが、先行して上げてきた銘柄には利益確定売りも目立った。テラやセリア、多摩川HDは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で582億円、売買高は2億2313万株。
値上がり銘柄数は429、値下がり銘柄数は177となった。
個別では、ワイエスフードがストップ高。リバーエレテック、プロルート丸光は一時ストップ高と値を飛ばした。テラ、CAICA、アプライド、三洋堂ホールディングス、ジェーソンなど14銘柄は年初来高値を更新。ネクスグループ、ネクストウェア、フィスコ、エージーピー、ガーラが買われた。
一方、ズーム、コックス、トミタ電機、ストリームメディアコーポレーション、ハーモニック・ドライブ・システムズが売られた。
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