日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比22円23銭(0.57%)高い3928円09銭だった。英グラクソ・スミスクラインなどが開発中の新型コロナウイルスワクチン候補が複数の変異株に対して有効性を示したとの報道もあり、景気回復期待が再燃し東京株式市場は市場心理が改善するなかでの典型的なリスクオンムードの様相だ。
フェローテクやシーズメンが上昇した。半面、ウエストHDや出前館は下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で315億円、売買高は4439万株。値上がり銘柄数は383、値下がり銘柄数は199となった。
個別では、ウチダエスコ、新東、中野冷機、ナ・デックス、壽屋が年初来高値を更新。シーズメン、エイケン工業、アミタホールディングス、デルソーレ、プロルート丸光が買われた。
一方、ミューチュアル、オーケー食品工業、まぐまぐ、キタック、メディキットなど7銘柄が年初来安値を更新。フジタコーポレーション、SIホールディングス、菊水電子工業、東北新社、オリコンが売られた。
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