日経ジャスダック平均は続伸、小口買いが優勢

日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。終値は前週末比2円92銭高い3596円82銭だった。
円安・ドル高を好感した小口買いが優勢となり、堅調だった。
米国株安を受けて日経平均は大幅に反落したことから、新興市場にも戻り待ちの売りが散見されていた。ただ、先月中旬から大幅に下落していただけに、値ごろ感から買い戻しや時価総額の大きな銘柄や好決算銘柄、テーマ株を中心に買いが先行し、ジャスダック平均は小幅に続伸した。ただ、6日の米中間選挙を控え、全般は様子見ムードが強まっており、小幅なレンジ内でのもみ合いに終始していた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で591億円、売買高は8459万株だった。
値上がり銘柄数は338、値下がり銘柄数は288となった。
 
個別では、業績予想を上方修正したYKT、セキュリティ関連として物色人気を集めたブロードバンドセキュリティ、前週末ストップ高を演じた流れを引き継いだ日本テレホンがストップ高。
ハイパーは一時ストップ高と値を飛ばした。エヌアイデイ、倉元製作所、中野冷機<6411>、高見沢サイバネティックス、ナカニシは年初来高値を更新。ヒューマンホールディングス、五洋インテックス、テラ、国際チャート、極東産機が買われた。
 
一方、大本組、システム・ロケーション、フジコー、創通、ニッポン高度紙工業など17銘柄が年初来安値を更新。エムティジェネックス、オプトエレクトロニクス、フルヤ金属、メイコー、プリントネットが売られた。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次