日経ジャスダック平均は続伸、好業績銘柄買われる

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比22円41銭高い3808円39銭だった。
前日のNYダウが400ドルあまり上昇するなど主要株指数が揃って急伸したことを受けリスク選好の流れとなった。中国の新型肺炎の感染拡大に対する懸念は拭えないものの、前日に今期業績の上方修正を発表したワークマンが買われたほか、ハーモニックやマクドナルドなどの主力株も高い。新型肺炎の拡大に伴う関連銘柄の物色も続き、売買代金で上位を占めた。
決算が好調な銘柄や、業績予想を上方修正した銘柄がにぎわった。一方、これまで新型肺炎関連株として上昇した銘柄に売られる銘柄が相次いだ。
市場関係者は「新型肺炎の影響が拡大することへの警戒感は依然強く、業績の良い銘柄を買おうとする動きが目立つ」と話していた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で743億円、売買高は1億1493万株だった。値上がり銘柄数は407、値下がり銘柄数は208となった。
 
個別では、アマガサ、ミヤコ、日本パレットプール、オーデリック、カーメイトなど7銘柄がストップ高。燦キャピタルマネージメント、佐藤食品工業、IGポート、こころネット、サン電子など14銘柄は昨年来高値を更新。日本ユピカ、MICS化学、遠州トラック、新日本建物、三相電機が買われた。
 
一方、エムケイシステムがストップ安。スーパーバリューは昨年来安値を更新。イナリサーチ、重松製作所、澤田ホールディングス、イマジニア、小倉クラッチが売られた。

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