日経ジャスダック平均は続伸、好業績の銘柄に買い

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比12円20銭高い3977円27銭だった。東証1部の主力銘柄が軟調に推移し、値動きの軽い新興企業株に買いが向かった。好業績の銘柄に買いが入り、相場を支えた。
決算発表をきっかけにリチウムイオン電池材料の田中化研は制限値幅の上限まで買われた。ウエストHDは成長期待を背景に連日で上場来高値を更新した。一方、Tホライゾンやワークマンは下げた。
調整地合いの中で手じまい売りや見切り売りに押される銘柄もあった。指数がプラスになったジャスダック市場も、値下がり銘柄の数が値上がりの数をやや上回った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で446億円、売買高は5300万株だった。値上がり銘柄数は272、値下がり銘柄数は314となった。
 
個別では、田中化学研究所、不二硝子、星医療酸器、京極運輸商事がストップ高。ウエストホールディングス、ニッポン高度紙工業、三ッ星、フクダ電子、ヒロセ通商など8銘柄は年初来高値を更新。アイビー化粧品、シキノハイテック、ディーエムソリューションズ、ナガオカ、アンビスホールディングスが買われた。
 
一方、JTP、ナフコ、三洋堂ホールディングス、アマガサ、スーパーバリューなど31銘柄が年初来安値を更新。元旦ビューティ工業、GFA、東北化学薬品、テクノホライゾン、ケイブが売られた。

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