日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比7円27銭高い3405円61銭と5月10日以来の高値だった。
週末に開催される米中首脳会談を控えて、模様眺めムードが広がるなか、指数寄与度の高い時価総額上位銘柄や個別の好材料を発表した銘柄を中心に買われた。
ただ、市場では「積極的に上値を買い上がる雰囲気にはない」との声も聞かれ、買い一巡後は次第に様子見ムードが強まった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で369億円、売買高は9852万株だった。
値上がり銘柄数は321、値下がり銘柄数は274となった。
個別では、カルナバイオサイエンスがストップ高。ワイエスフード、ULSグループ、不二硝子、イボキン、天龍製鋸など15銘柄は年初来高値を更新。免疫生物研究所、日本エマージェンシーアシスタンス、暁飯島工業、アルファクス・フード・システム、セプテーニ・ホールディングスが買われた。
一方、ゲンダイエージェンシー、八千代工業、星医療酸器、あさくま、リーガルコーポレーションが年初来安値を更新。多摩川ホールディングス、マリオン、セキチュー、ルーデン・ホールディングス、ソフトフロントホールディングスが売られた。
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