日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比19円12銭高い3622円37銭となった。
米中貿易協議への進展期待などを背景に東証1部の主力銘柄が上昇し、新興市場でも投資家心理が上向いた。好材料を発表した銘柄を中心に買いが優勢となり、ジャスダック平均は前引け時点で22日につけた年初来高値(3603円)を上回っている。
東証1部への市場変更が好感された柿安本店が一時、制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われたほか、ワークマン、カルナバイオが上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で279億円、売買高は4430万株。
値上がり銘柄数は425、値下がり銘柄数は164となった。
個別では、fonfun、ウチダエスコがストップ高。柿安本店は一時ストップ高と値を飛ばした。安江工務店、東北新社、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、アプライド、丸千代山岡家など29銘柄は年初来高値を更新。エヌジェイホールディングス、YKT、OSGコーポレーション、インフォメーションクリエーティブ、多摩川ホールディングスが買われた。
一方、プラップジャパン、かわでん、テーオーホールディングスが年初来安値を更新。アーバネットコーポレーション、細谷火工、医学生物学研究所、エムケイシステム、メディシノバ・インクが売られた。
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