日経ジャスダック平均は続伸、好材料株買われる

 
日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比4円11銭高い3377円31銭だった。
前日の欧州株式市場でドイツやフランスの株価指数が上昇。28日は中国・上海株式相場が堅調に推移したのもあって投資家心理が改善した。
 
朝方は、前日の上昇の反動から利益確定売りが先行し、ジャスダック平均は一時マイナスに転じる場面もあったものの、個人投資家による個別材料株への物色意欲は旺盛で次第に戻り歩調に転じた。全般は小幅なレンジ内での動きに留まったものの、短期資金が中小型株に向いやすい地合いは継続した。
東証1部市場のしっかりとした値動きを背景に「個人投資家が新興市場銘柄を中心に買いを強めた」という。新興市場全体に売り物が薄かったことも株価上昇につながった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で368億円、売買高は8438万株だった。
値上がり銘柄数は329、値下がり銘柄数は257となった。
 
個別ではETSホールディングス、やまねメディカル、地域新聞社が一時ストップ高となった。アクシーズ、幼児活動研究会、B-R サーティワンアイスクリーム、日東ベスト、アーバネットコーポレーションなど18銘柄は年初来高値を更新した。エヌジェイホールディングス、アール・エス・シー、日本ラッド、メイコー、クルーズが買われた。
 
一方、クルーズ、成学社、大木ヘルスケアホールディングス、アルファクス・フード・システム、アール・エス・シーなど14銘柄が年初来安値を更新した。キタック、ファンドクリエーショングループ、ウチダエスコ、ジョルダン、ルーデン・ホールディングスが売られた。
 
 

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