日経ジャスダック平均は続伸、先行して戻り基調

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前週末比30円75銭(0.87%)高い3572円91銭だった。
東京株式市場全般が軟調スタートとなる中、新興市場は前週末の上昇の勢いが続いて続伸基調。ここまでの下落幅が大きかったこともあり、先行して戻り基調となってきている。
ウクライナに侵攻したロシアに対する制裁は欧米経済にも打撃を与える懸念があるが、これにより「米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが抑制されるとの期待がある」ことが株価を下支えした。
田中精密や菊水電子が上昇した。半面、ワークマンや東映アニメは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で414億円、売買高は5846万株だった。
値上がり銘柄数は457、値下がり銘柄数は148となった。
 
個別では、マリオンがストップ高。スーパーバリュー、田中精密工業は一時ストップ高と値を飛ばした。和弘食品、セプテーニ・ホールディングス、タカセは昨年来高値を更新。セキュアヴェイル、ルーデン・ホールディングス、助川電気工業、アピリッツ、多摩川ホールディングスが買われた。
 
 一方、シダー、アプライド、フジタコーポレーション、ジョルダン、昭和パックスなど13銘柄が昨年来安値を更新。佐渡汽船、アミタホールディングス、アサカ理研、キタック、トシン・グループが売られた。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次