日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比32円77銭高い3727円22銭だった。10日以来ほぼ2週ぶりの高値。東証1部の主力株が伸び悩む中、値動きの軽い中小型株に個人投資家の資金が向かった。
市場では「新興企業株は7月下旬以降に下落が続いており、押し目を拾う動きが活発化してきた」との声が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で468億円、売買高は7851万株。
値上がり銘柄数は415、値下がり銘柄数は210となった。
個別では、新都ホールディングス、シライ電子工業、リバーエレテック、ハリマビステムがストップ高。やまねメディカルは一時ストップ高と値を飛ばした。エフティグループ、コスモ・バイオ、ブロードバンドタワー、市進ホールディングス、インフォメーションクリエーティブなど9銘柄は年初来高値を更新した。大木ヘルスケアホールディングス、愛光電気、メディシノバ・インク、ヒップ、太陽工機は買われた。
一方、ケア21、システム・ロケーション、東京日産コンピュータシステム、内外テック、創通など15銘柄が年初来安値を更新した。JALCOホールディングス、ホロン、ジャストプランニング、エムティジェネックス、大井電気は売られた。
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