日経ジャスダック平均株価は小幅ながら続伸した。終値は前日比3円97銭高い4045円85銭だった。東証1部の大型株が総じて堅調に推移するなかで個人投資家の運用リスクをとる姿勢が広がり、新興企業株にも買いが入った。
テラやラクオリアなどバイオ銘柄に買いが集まった。午後は日経平均株価が一時下げに転じ、ジャスダック平均も伸び悩んだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で865億円、売買高は1億866万株だった。値上がり銘柄数は341、値下がり銘柄数は292となった。
個別では、地域新聞社、日本フォームサービスがストップ高。テラ、プラザクリエイト本社は一時ストップ高と値を飛ばした。三信建設工業、サニーサイドアップ、シイエム・シイ、イメージ ワンなど23銘柄は昨年来高値を更新。エスエルディー、クレオ、国際チャート、アミタホールディングス、セルシードが買われた。
一方、ユニバーサルエンターテインメントがストップ安。ウエストホールディングス、ヒビノ、ありがとうサービス、フロイント産業、Nutsなど6銘柄は昨年来安値を更新。、北朝鮮リスクの後退で防毒マスクの重松製や照明弾の細谷火工は下げ、スパンクリートコーポレーション、伊豆シャボテンリゾートなどが売られた。
