日経ジャスダック平均は前日比7円12銭高の3455円74銭と小反発した。
新規公開株の好調などを背景に、個人投資家が運用リスクを取りやすくなるなか、業績拡大へ期待が高い銘柄の物色が活発になり、相場全体を押し上げた。
バイオ関連にも買いが目立ち、ジャスダック平均は午後にやや上げ幅を広げ、こう着状態の東証1部とは対照的だった。
市場からは「値動きを求めて、ジャスダック市場に個人投資家が流れ込んだ」という声があった。
値上がり銘柄数は340、値下がり銘柄数は279となった。
個別では、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングがストップ高となった。アトムリビンテック、ワークマン、澤田ホールディングス、新潟放送、ホウライは昨年来高値を更新した。
ケイブ、新日本建物、小田原エンジニアリング、パレモ・ホールディングス、やまねメディカルが買われた。
半面、ラクオリア薬が続落し、UTGROUPは小幅安となった。
イハラサイエンス、エヌ・シー・エヌ、共栄セキュリティーサービス、初穂商事、プリントネットが昨年来安値を更新した。
エムティジェネックス、大和コンピューター、地域新聞社、日本アンテナ、シダーが売られた。
