日経ジャスダック平均株価は大幅に反発した。前引けは前週末比70円12銭高の3271円97銭だった。
4日の米株式相場が大幅に上昇した、パウエルFRB議長が世界的な株安を重く見て利上げの一時停止やバランスシート縮小の見直しに言及、これがマーケットのセンチメントを改善させた。
新興株市場でもリスクをとる姿勢が強まり時価総額の大きい銘柄を中心に買いが優勢となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で242億円、売買高は4064万株だった。
値上がり銘柄数は597、値下がり銘柄数は59となった。
個別では、大村紙業、アイ・ピー・エスがストップ高。仙波糖化工業は一時ストップ高と値を飛ばした。
トシン・グループは昨年来高値を更新した。ワークマンやマクドナルド、ハーモニック、グリムス、パピレス、大日光・エンジニアリングが買われた。
半面、日本色材工業研究所、NKKスイッチズが昨年来安値を更新した。
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、スリー・ディー・マトリックス、サンリン、アトミクス、中野冷機が売られた。
