日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。終値は前週末比3円89銭安の3449円82銭だった。
前週末の米国株市場でNYダウなど主要指数が総じて反落したことを受け買い手控えられる展開に、ジャスダック市場では、業績の上方修正など個別に材料のある銘柄に個人投資家の資金が向かい、個別物色が強まっていた。ただ、投資家の関心が国内主要企業の決算内容に向かっており、売り一巡後は、様子見ムードが強まった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で201億円と低水準。売買高は4624万株。
値上がり銘柄数は309、値下がり銘柄数は269となった。
個別では、田中建設工業、ヒューマンホールディングス、川崎地質、タカチホ、リーバイ・ストラウス ジャパンが年初来安値を更新した。トレードワークス、チエル、ソフィアホールディングス、スリー・ディー・マトリックス、ブロードバンドセキュリティが売られた。
一方、プラザクリエイト本社、セキチューが一時ストップ高となった。インターライフホールディングス、ナカボーテック、ソーバル、日東ベスト、プラコーなど12銘柄は年初来高値を更新した。応用技術、ジャストプランニング、鉱研工業、SEMITEC、五洋インテックスが買われた。
