日経ジャスダック平均は反落、米株安受けリスクオフムード広がる

日経ジャスダック平均は反落した。前日比6円54銭安い3378円59銭だった。
米製造業の景況感指数の悪化を背景に前日のNYダウが343ドル安と大幅反落、投資家心理が悪化し、ジャスダック市場でも売りがやや優勢となった。
月次売上高発表をきっかけにワークマンには利益確定売りが出たほか、上昇の目立っていたハーモニックやアイエーグループなどが売られ相場を下押した。
一方で、先月の日経平均上昇で投資余力が生まれた個人投資家が、中小型株を中心に買いを強めており、EAJやフューチャーベンチャーキャピタルなど個別材料のある銘柄に物色が続いているため、下値は限定的となった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で198億円、売買高は2525万株。
値上がり銘柄数は222、値下がり銘柄数は315となった。
 
個別では、テリロジー、ほぼ日、アトミクス、大塚家具が年初来安値を更新した。アミファ、クラスターテクノロジー、アイエーグループ、ニューテック、ニックスが売られた。
 
一方、日本エマージェンシーアシスタンス、フューチャーベンチャーキャピタルがストップ高となった。ナカボーテック、アルテ サロン ホールディングス、日本マクドナルドホールディングス、ULSグループ、新日本建物は年初来高値を更新した。文教堂グループホールディングス、平山ホールディングス、環境管理センター、オリコン、ケイブが買われた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次