日経ジャスダック平均は反落した。前日比4円71銭安い3380円42銭だった。
米国の製造業景況感の指数悪化で前日の主要米株式指数が下落、景気減速懸念が広がったほか、香港の大規模デモ激化も投資家心理を冷やし、ジャスダック市場でも投資家のリスク回避姿勢が強まった。
ハーモニックやアミファ、UTなど主力銘柄が売られたほか、材料を発表したワークマンは大幅続落し、相場の重荷となった。
一方で、引けにかけては押し目買いが入り下げ幅を縮めた。個別に材料のあった日本エマージェンシーアシスタンス、フューチャーベンチャーキャピタルなどが買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で317億円、売買高は4101万株だった。
値上がり銘柄数は247、値下がり銘柄数は313となった。
個別では、テリロジー、ほぼ日、アトミクス、大塚家具、山陽百貨店が年初来安値を更新した。共同ピーアール、アミファ、ニューテック、クラスターテクノロジー、シンクレイヤが売られた。
一方、日本エマージェンシーアシスタンス、フューチャーベンチャーキャピタルがストップ高となった。ナカボーテック、アルテ サロン ホールディングス、日本マクドナルドホールディングス、ULSグループ、オービスなど7銘柄は年初来高値を更新した。文教堂グループホールディングス、環境管理センター、平山ホールディングス、オリコン、エムティジェネックスが買われた。
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