日経ジャスダック平均は小幅に反落した。前週末比0円90銭安の3452円81銭だった。
相場全体の方向感に乏しい展開で、19日終値近辺でのもみあいとなった。
参院選を通過したものの、月末にかけて米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えていることや今週から4-6月期決算発表が本格化することもあり、様子見ムードが強かった。
19日、アエリアとVR事業に関して業務提携したと発表したガーラなど、材料が出た銘柄を中心に個人の物色が向かったが、広がりは限定的だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で117億円。売買高は2985万株。
値上がり銘柄数は281、値下がり銘柄数は259となった。
個別では、田中建設工業、タカチホ、リーバイ・ストラウス ジャパンが年初来安値を更新した。チエル、スリー・ディー・マトリックス、共栄セキュリティーサービス、日本テレホン、ブロードバンドセキュリティが売られた。
一方、プラザクリエイト本社が一時ストップ高となった。インターライフホールディングス、ナカボーテック、ソーバル、日東ベスト、プラコーなど9銘柄は年初来高値を更新した。ガーラ、五洋インテックス、応用技術、クレステック、協立電機が買われた。
