日経ジャスダック平均は反落、東証一部銘柄に関心向く

日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。終値は前週末比23銭安い3443円96銭とこの日の安値だった。
午前は小幅高だった。中国の経済指標の改善を受けて中国関連銘柄が値を上げ、ジャスダック市場でもハーモニックなど関連銘柄が堅調に推移したことも指数押し上げに寄与したとみられる。
ただ、東証1部の主力銘柄に個人投資家の関心が向かったようだ。
ワークマンなど時価総額の大きな銘柄が午後に下げ幅を広げるにつれ、日経ジャスダック平均は下げに転じた。
新興株市場では買い手が少なくなり小口の売りが下げに転じる要因になった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で434億円、売買高は8106万株だった。値上がり銘柄数は341、値下がり銘柄数は265となった。

個別では、プリントネットが一時ストップ安と急落した。クルーズ、KG情報、ストリームメディアコーポレーション、東洋ドライルーブ、ハマイなど16銘柄は年初来安値を更新。日本一ソフトウェア、光ビジネスフォーム、ジョルダン、サカイホールディングス、Nutsが売られた。
 
一方、イナリサーチがストップ高。平安レイサービス、共同ピーアール、ヒビノ、木徳神糧、日本マクドナルドホールディングスなど33銘柄は年初来高値を更新。テクノホライゾン・ホールディングス、レイ、応用技術、日邦産業、放電精密加工研究所が買われた。
 

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