日経ジャスダック平均株価は反落した。午前終値は93円02銭安の3668円99銭だった。
一時は3660円09銭を付け、年初来安値を下回った。
10日の米株式相場の急落を受け、日経平均株価が大幅に下落。新興企業株に対しても運用リスクを回避したい個人投資家などからの売りが優勢になった。時価総額上位の主力株が軒並み下げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で673億円と、前引け段階としては高水準。売買高は1億5907万株だった。
値上がり銘柄数は28、値下がり銘柄数は648となった。
個別では、エムティジェネックスがストップ安。ANAPは一時ストップ安と急落した。
インターライフホールディングス、シード平和、佐藤渡辺、セーラー広告、成学社など115銘柄は年初来安値を更新。
テリロジー、和井田製作所、SIG、日本テレホン、ブロードバンドセキュリティが売られた。
一方、中野冷機が年初来高値を更新。フィスコ、大村紙業、麻生フオームクリート、ネクスグループ、エージーピーが買われた。
