日経ジャスダック平均は反落、新規材料難から様子見ムード

日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。終値は前日比7銭安の3376円00銭だった。
新規材料難から模様眺めムードが広がり、小幅な値動きになった。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や米中通商協議など海外政治イベントが目白押しだったが、いずれも波乱無く通過したため、手掛かり材料に乏しい模様眺めムードの強い展開となった。ただ、新興市場上場企業の2018年4-12月期決算の発表も本格化してきており、業績動向を見極めようとの姿勢も強まるなか、物色は個別材料株中心の売買に留まった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で399億円。売買高は7689万株だった。
値上がり銘柄数は269(スタンダード256、グロース13)、値下がり銘柄数は321(スタンダード300、グロース21)、変わらずは62(スタンダード60、グロース2)。
 
個別では、第1四半期の営業利益が2ケタの減益となったものの悪材料出尽くし感から買われたセプテーニHDや業績予想を上方修正したリーダー電子などがストップ高となったほか、既存店売上高が低調となるなかで第3四半期の順調な進捗率が確認されたセリアも買われた。マクドナルド、セリア、ハーモニックなどが上昇した。
このほか、夢の街創造委員会、幸和製作所、AKIBAなどが値上がり率上位に並んだ。
 
一方、BBタワーやワークマン、テリロジーが下落した。
値下がり率上位には、タウンニュース、ユタカ技研、日本銀行などが並んだ。

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