日経ジャスダック平均は反落、新興市場も売り優勢

日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前週末比25円11銭安い3643円31銭となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め懸念が一段と強まる形になった。
アジア市況では春節明けの中国株式市場が上昇しているが、これは休場中だった先週一週間の世界の株式市場の回復を遅れて反映しているに過ぎない。他方、香港ハンセン指数や時間外取引の米株価指数先物はやや軟調な展開となっている。手掛かり材料難のなか、新興市場も売り優勢となっている。
 
東洋合成は今期の連結営業利益の見通しを上方修正したものの、市場予想に届かなかったため売られた。フェローテクも下落した。半面、アミタHDやセイファートは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で266億円、売買高は2541万株。値上がり銘柄数は256、値下がり銘柄数は291となった。
 
個別ではテラ、山王、アイ・ピー・エス、ハーバー研究所、エヌアイシ・オートテックなど12銘柄が昨年来安値を更新。佐渡汽船、東洋合成工業、NKKスイッチズ、リーダー電子、アースインフィニティが売られた。
 
一方、セイファートが昨年来高値を更新。コスモスイニシア、アミタホールディングス、イー・ロジット、日本コンピュータ・ダイナミクス、ヤマウホールディングスが買われた。
 

 

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