日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比16円73銭安い3778円37銭だった。
自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を控えて様子見姿勢が強まるなか、海外投資家などが持ち高調整目的の売りを出した。中国・上海株式相場の軟調な動きを受け、大型株に比べて流動性が乏しく価格変動リスクが相対的に高い新興株に売りが膨らみ、日経ジャスダック平均はきょうの安値で引けた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で497億円、売買高は9281万株だった。
値上がり銘柄数は197、値下がり銘柄数は401となった。
個別では、美樹工業、シベール、イーサポートリンク、和弘食品、スーパーバリューなど14銘柄が年初来安値を更新。アスコット、アイフリークモバイル、ブロードバンドタワー、日本テレホン、アマガサが売られた。
一方、イワブチがストップ高。地域新聞社、中央化学は一時ストップ高と値を飛ばした。翻訳センター、クリエイト、コスモ・バイオ、ULSグループ、国際チャートなど11銘柄は年初来高値を更新。SIG、倉元製作所、フジプレアム、リバーエレテック、元旦ビューティ工業が買われた。
