日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比30円35銭安い3879円88銭だった。英国で新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」による初の死者が確認され、感染抑制のための規制強化を懸念する売りが出た。翌日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で金融緩和の縮小ペースが加速する可能性も警戒され、終日軟調に推移した。本日の日経ジャスダック市場はこうした流れを引き継いでいる。FOMCを前に積極的な買いが手控えられる一方、持ち高調整の売りが出て軟調な展開となった。
ハーモニックやワークマンが下落した。半面、アンビスHDやANAPが上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で328億円、売買高は3959万株。値上がり銘柄数は159、値下がり銘柄数は396となった。
個別では、ランドネットがストップ安。テノックス、出前館、イーサポートリンク、ミューチュアル、セリアなど43銘柄は年初来安値を更新。アミタホールディングス、オーエムツーネットワーク、第一商品、シーズメン、システム ディが売られた。
一方、セキュアヴェイル、不二精機が一時ストップ高と値を飛ばした。ANAP、ユニバーサル園芸社は年初来高値を更新。シンクレイヤ、アルマード、トレードワークス、バッファロー、豊トラスティ証券が買われた。
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