日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比36円05銭安い3798円00銭だった。前日の米市場で長期金利の急上昇を受け米株相場が大幅に下落したことで先行きの警戒感が高まり、値がさ株を中心に幅広い銘柄が軟調に推移した。
フェローテクや出前館、ハーモニックなどが下落した。半面、マクドナルドや高度紙、ウエストHDなどは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で882億円、売買高は2億7062万株だった。
値上がり銘柄数は145、値下がり銘柄数は487となった。
25日にジャスダック市場に新規上場したアピリッツは上場2日目のきょう売買が成立した。終値は初値(5600円)を1000円(17.9%)上回る6600円で、制限値幅の上限(ストップ高)だった。
26日、ジャスダック市場に新規上場した室町ケミカルは初値を上回って取引を終えた。終値は1462円で、初値(1424円)を38円(2.7%)上回った。
個別では、MITホールディングス、まぐまぐ、グローバルインフォメーション、Speee、リベルタなど6銘柄が昨年来安値を更新。ベクター、大阪油化工業、シンバイオ製薬、フィスコ、東京貴宝が売られた。
一方、アピリッツがストップ高。新報国製鉄は一時ストップ高と値を飛ばした。コモ、平賀は昨年来高値を更新。メディキット、テクノクオーツ、アサカ理研、ティビィシィ・スキヤツト、イメージ ワンが買われた。
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