日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前週末比20円30銭安い3971円08銭だった。新型コロナウイルスの感染が再拡大したことで「経済活動が縮小に向かうリスクが意識された」といい、幅広い銘柄が売られた。ジャスダック平均は小幅ながら終値で25日移動平均線を下回っており、投資家心理にネガティブな印象を与えそうだ。
シキノHTやフェローテクが下落した。半面、プロルートやシンバイオは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で582億円、売買高は8851万株だった。値上がり銘柄数は160、値下がり銘柄数は452となった。
個別では、燦キャピタルマネージメント、JTP、YKT、スーパーバリュー、MITホールディングスなど23銘柄が年初来安値を更新。第一商品、日本銀行、室町ケミカル、小田原エンジニアリング、ウェッジホールディングスが売られた。
一方、テーオーホールディングスがストップ高。日本電技、オーテック、シード平和、ゲンダイエージェンシー、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションなど19銘柄は年初来高値を更新。幸和製作所、グラフィコ、プロルート丸光、イボキン、和井田製作所が買われた。
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