日経ジャスダック平均は反落、売りが優勢

日経ジャスダック平均は反落した。前日比11円70銭安い3355円14銭だった。
米中景気の減速懸念を受けた日経平均の下落などを背景に売りが優勢となった。
前日の米国市場は上昇したものの、米中の弱い経済指標を受けて、両国の実体経済の悪化に対する警戒感が改めて嫌気されると、日経平均は一時2万1000円の大台を割り込む場面もみられた。精密減速機のハーモニックや半導体製造装置部品のフェローテクといった外需株などに売りが優勢となった。
ただ、個別に好決算など材料のある銘柄には、短期の値幅取りを狙った買いもみられた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で388億円、売買高は8366万株。
値上がり銘柄数は210、値下がり銘柄数は399となった。
 
個別では大本組、地域新聞社、フォーサイド、KG情報、イメージ ワンなど38銘柄が年初来安値を更新した。ニチリョク、ウルトラファブリックス・ホールディングス、環境管理センター、SDエンターテイメント、イマジニアが売られた。
 
一方、シンクレイヤ、ワンダーコーポレーション、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、倉元製作所、シノケングループなど6銘柄がストップ高となった。チエルは一時ストップ高となった。ミューチュアル、丸千代山岡家、ラック、オリコン、東洋合成工業など11銘柄は年初来高値を更新した。LCホールディングス、ジョルダン、テクノホライゾン・ホールディングス、リーダー電子、応用技術が買われた。
 
 

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