日経ジャスダック平均は反落、利益確定売り

日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比15円52銭安い3981円98銭となった。東京都で新型コロナウイルスの感染が再び増加傾向にあり、経済活動の正常化が遅れるとの懸念が広がった。日経ジャスダック平均は前日に約3年ぶりの高値を付けていたため、利益確定売りも出ている。
日銀が1日発表した6月の企業短期経済観測調査(短観)は大企業・製造業の業況判断指数(DI)が市場予想を下回ったことも投資家心理の重荷となった。
シンバイオやフェローテクが下落した。半面、3DMやハーモニックは上昇した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で329億円、売買高は1億1981万株。値上がり銘柄数は217、値下がり銘柄数は334となった。
 
 個別では出前館、日本マクドナルドホールディングス、MITホールディングス、新東、オンキヨーホームエンターテイメントが年初来安値を更新。ラクオリア創薬、シキノハイテック、テクノアルファ、AKIBAホールディングス、イボキンが売られた。
 
 一方、シイエム・シイ、ソーバル、大阪油化工業、東和ハイシステム、応用技術など12銘柄が年初来高値を更新。INEST、アイビー化粧品、スリー・ディー・マトリックス、靜甲、フォーバル・リアルストレートが買われた。

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