日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比7円84銭安い3425円67銭だった。
好調な米国市場の流れを引き継ぎ続伸スタートとなったが、寄り付き後は上値が重く、午前は前日終値を挟んだもみ合いで推移した。ただ、お昼休み中に東京での新規コロナ感染者数が280人以上と報じられると、景気回復の懸念から個人投資家のリスクセンチメントが悪化し、後場に入ってからは下げ幅を拡大し、結局、安値圏での引けとなった。
テイツーやワークマン、セリアが下落した。半面、不二精機やテラ、プロルートは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で547億円、売買高は1億3509万株だった。
値上がり銘柄数は239、値下がり銘柄数は370となった。値上がり上位銘柄には建材関連の銘柄が目立っていた。
個別では、パウダーテックが年初来安値を更新。テイツー、ブロードバンドセキュリティ、ケイブ、ブロードメディア、エブレンが売られた。
一方、不二精機、シー・エス・ランバー、ウッドフレンズがストップ高。田中建設工業、ナカボーテック、守谷商会、ナフコ、オーシャンシステムなど11銘柄は年初来高値を更新。プロルート丸光、エイアンドティー、ウエストホールディングス、Speee、ベクターは値上がり率上位に買われた。
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