日経ジャスダック平均は反落、個人投資家が幅広い銘柄に換金売り

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比6円78銭安い3807円75銭だった。28日に新規株式公開(IPO)したTワークスやこれから新規上場する銘柄に資金を向けるため、個人投資家が幅広い銘柄に換金売りを出した。29日の米ハイテク株安を嫌気し、フェローテクやハーモニックなど半導体・電子機器関連に売りが出た。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で1048億円、売買高は1億2749万株だった。
値上がり銘柄数は293、値下がり銘柄数は358となった。
 
個別では、イーサポートリンク、GMOペパボ、アイサンテクノロジー、シー・エス・ランバー、中央化学など7銘柄が年初来安値を更新。ジェクシード、ナガオカ、KVK、昭和真空が売られた。
 
一方、フジタコーポレーション、ビーマップ、リーダー電子、幸和製作所がストップ高。デジタルアドベンチャーは一時ストップ高と値を飛ばした。
デュアルタップ、シンワアートオークション、プラコー、イデアインターナショナル、ノムラシステムコーポレーションが買われた。
 
29日にジャスダック市場に上場したTワークスは上場2日目のきょうも買い気配で売買が成立しないまま終えた。大引け時点での気配値は公募・売り出し価格(公開価格、2200円)の約5.3倍にあたる1万1640円だった。

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