日経ジャスダック平均は反落、上値は重く

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比6円28銭安い3658円28銭だった。米ナスダック総合指数が上昇し、成長株に対する投資家の期待感が改善した。ただし、短期的な過熱感が拭えていないと指摘する向きが多かったほか、配当落ち日を迎え素直に配当分の調整が見られたことで、売り買いが交錯する格好だった。朝方の売り一巡後は下げ幅を縮小する動きが見られたが、上値は重く再度失速、後場中ごろまで軟調に推移していた。ただ、大引けにかけて買いが集まり再び下げ幅を大きく縮小した。
ワークマンやセリアが下落した。半面、アンビスHDやウエストHDは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で347億円、売買高は4925万株だった。値上がり銘柄数は289、値下がり銘柄数は322となった。
 
 個別では日本電技、第一建設工業、大成温調、滝沢ハム、アズマハウスなど17銘柄が昨年来安値を更新。日本エマージェンシーアシスタンス、ホリイフードサービス、クリエイト、第一商品、銀座山形屋が売られた。
 
 一方、AKIBAホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。三東工業社、ジェイホールディングス、ユニバーサル園芸社、エーワン精密、HSホールディングスは昨年来高値を更新。ニチリョク、翻訳センター、新都ホールディングス、Mipox、ANAPが買われた。
 
 

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