日経ジャスダック平均は反落、リスク回避の売り

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比31円95銭安い3073円59銭と、2018年12月25日以来およそ1年3カ月ぶりの安値となった。
9日に昨年来安値を付けるなど安値圏で推移していたことで自律反発狙いの買いが入った。一方、大引けにかけて日経平均株価の下げ幅が400円超まで拡大し、新興市場でも投資家が主力株を中心にリスク回避の売りを出した。ワークマンやユニバーサル、ハーモニックなど主力銘柄の値下がりが目立った。第一商品や出前館など新型コロナウイルス関連銘柄も軒並み下げた。
積極的な売り買いを見送る雰囲気が強く、新興市場全体の売買代金は昨日を大幅に下回った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で492億円、売買高は1億279万株だった
値上がり銘柄数は226、値下がり銘柄数は423となった。
 
個別では、コンピューターマネージメント、第一商品がストップ安。ミサワホーム中国、出前館、東武住販、アルファクス・フード・システム、ニックスなど19銘柄は昨年来安値を更新。SYSホールディングス、ウッドフレンズ、ジェイホールディングス、ナガオカ、アズジェントが売られた。
 
一方、栄電子が一時ストップ高と値を飛ばした。特殊電極、ヤマックス、大伸化学、クラスターテクノロジー、銀座山形屋が買われた。
 

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