日経ジャスダック平均は反発も上値は重かった

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比14円69銭高い3834円05銭だった。前日の米国株高を好感して上げた東証1部市場に連れ高したが、上値は重かった。マザーズ指数は前場に前日比2.6%高まで上昇したが、上値では買いが細る一方、戻り売りがやや厚く、終値は1.5%高と伸び悩んだ。日経ジャスダック平均も0.4%高と小幅の値上がりにとどまった。
オンキヨーHや出前館、マクドナルドが上昇した。半面、ベクターやジオマテック、シンバイオは下落した。
市場関係者は「前日の日経平均の大幅安を見て、短期投資家が慎重になっている」との見方を示した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で723億円、売買高は3億4712万株だった。値上がり銘柄数は397、値下がり銘柄数は237となった。
 
25日にジャスダック市場に新規上場したアピリッツは買い気配のまま終えた。気配値を公募・売り出し価格(公開価格、1180円)の2.3倍にあたる2714円まで切り上げた。
 
個別では前田製作所、ダイヤ通商が一時ストップ高と値を飛ばした。ナカボーテック、コモ、ベクター、LAホールディングス、シンバイオ製薬など10銘柄は昨年来高値を更新。ヨシタケ、東和ハイシステム、テクノクオーツ、芝浦電子、テクノホライゾンが買われた。
 
一方、アルファグループ、MITホールディングス、まぐまぐ、グローバルインフォメーションが昨年来安値を更新。北雄ラッキー、ありがとうサービス、メディカル一光グループ、エスエルディー、ハピネス・アンド・ディが売られた。

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